2012年6月10日日曜日



目の前の人があれこれと頭をかかえている。

帰り道なにを言えば良かったのだろうと考える。

風のようにぴゅーっともやもやを吹き飛ばすような

言葉を放てればいいのにとも思いながら歩く。

いや、太陽のように輝く自らの姿で照らし、

明るいところへ導いてあげられたら良かったのだと気づく。

なら、まずは自分が輝くことを考えて生きてみよう。

同じようなことを数年前はずっと思っていたのを思い出す。

そうか、やっぱりわたしの動力は変わらずそこにあったのだ。


分厚いコートも身にまとう何から何までも脱いでしまった

旅人の姿をぼんやり思い浮かべながら

まずは自分が何をするべきかを今日は考えてみた。