2011年3月21日月曜日




わたしはいつも笑ってなんかいなかったし、


最後すら唇を尖らせていたのだよ。




あのひ、きみは「よし、」と言って一歩を踏み出し、

あのひ、わたしは「でも、」と後ろを振り向いた。




数ヶ月が経ち、「よし、」といって、「でも、」という。

夢中になれるものをまさぐりながら、

何もつかめない私は焦るばかりです。




こんなところは一目散に逃げたしたいのに

なんでこんなに手が動かないのでしょう。

頭も体も考えているフリをしているのでしょう。





いまのわたしは見えない背中を勝手に想像することしかでない。


それはきっとある種のことは考えないように努めて

ある種のことだけに夢中になる君の後ろ姿で



その見えない背中を勝手に追いかけて追いつけず

勝手に焦っているのだ。焦っているのだ。


どうしよう、どうしよう。どうしよう。







おい、明日香ちゃん、そこでうずくまってても、

もうだれも手を差し伸べてはくれないよ。








でも、いまなにがしたいのかよくわからないんだよ。






畜生が。一年経ってもダセェな!